服部ヒーティング工業株式会社 熱で“Why”から始まるストーリー、
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研究内容
新しい分野の製品を開発するにあたって異業種交流を積極的に進めています。大学や研究機関に服部ヒーティングの技術を提供し、共同で研究を深め、また最先端の技術をフィードバックすることによって、常に新しいアイデアによる発想や製品開発に取り組んでいます。
立命館大学との研究交流
「パネルヒーターの超精密温度分布制御に関する研究及び遠赤外線波長データーの測定」をテーマとして、立命館大学理工学部と研究交流しています。弊社に対し、池田重良教授より推薦のことばをいただいております。


推薦のことば“コロンブスの卵”
立命館大学総合理工学研究機構客員教授
日本学術会議会員
大阪大学名誉教授
立命館大学総合理工学研究機構客員教授 日本学術会議会員 大阪大学名誉教授 理学博士 池田重良
理学博士
自らの創意によって生まれたものを自らの力で展開し企業化する、その発想から製品化までの努力の中には大胆な決断力、そして社会のNeedsを適格に把握する判断力が要求される。いや、さらに社会のNeedsにさきがけた所謂Seedsをつかむことこそ、まさにベンチャーである。

服部さんの会社を訪れる前は、この頃あちこちで売られている所謂、遠赤外線発熱体の一種の製品会社という軽い認識であった。会社を訪れ、製品のカタログを拝見したときもまだそのイメージから離れなかった。ところがその発熱体の構造の説明を聞くにしたがって私の心の対応は変わっていった。金属発熱源を囲むセラミックス材料の構成を聞いて、まず感心した。“コロンブスの卵”とはこのことかと思った。より波長の長い赤外線の放射を期待して選んだセラミック発熱素材は、まさに創始者のひらめきの結果であろう。材料ばかりではなく発熱体の熱分布に対する工学的デザインが非常に慎重に進められている。発熱源の幅、配置、その分布のジオメトリーまで緻密な設計を行いつつ試行錯誤、研究を繰り返して進んで来たようである。
実験室には温度分布測定、赤外線放射スペクトル測定の諸装置が用意され、さらに高性能PCを備えていた。これからさらに熱分布の解析を進め、より大きなより効果的な諸製品の開発を目指しているようである。このため工学的新知識の導入が必須と洞察し、立命館大学のエネルギー関係の専門の研究室の指導を受けて研究を進めているという。アカデミックな大学の研究成果が生きる機会でもある。理論的な計算にもとづく設計が実用化するには大学と異なった問題点が生じることは予想されることである。お互いに学び合うことによって新技術が稔る。
遠赤外線のパイオニア 服部ヒーティング工業株式会社